I am 〜わたしの生き方〜

患者になってわかったこと、日常での気づきなど

今年の振り返り

去年の今頃は入院中でまだ歩けず、家族が付き添って車椅子での外出がようやく可能になった頃。

おかげさまで今は歩けるし、透析に通いながら普通の人っぽい生活できるようになった。

身体の回復を見守り続けた2019年は、私にとって「復活」の年だった。

 

「また今日も透析か〜」と思う日もあるけれど、今のところ受け入れて生きるしかない。

大好きだった旅行に行くことが、以前のように簡単ではないことをもどかしく思うこともあるけれど、大嫌いだった病院に週3で通い、できることなら飲みたくない薬を沢山身体に入れることも、今は受け入れている。

 

あたり前だったことが何一つ、あたり前ではなく有難いことだったと実感したことで、豊かで喜びに満ちる瞬間が多くなった。

何気ないことで幸せを感じる瞬間が嬉しい。

 

元気になるにつれて日常が戻り、その中に埋れてしまいそうにもなるけれど、命の恩人であり、ずっとサポートし続けてくれる夫に、とてもとても感謝している。

子供達、両親、妹達をはじめ、私の回復を見守り、ときに励ましてくれ、復活を共に喜んでくれた全ての方々に感謝でいっぱい。

 

欲を言い出したらキリがないけど…

「生きているだけでいい」と、体験から悟れたことは大きかったし、またこうして生きていられてよかった。

 

来年も身体と共に…

 

よいお年を。

 

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