I am 〜わたしの生き方〜

患者になってわかったこと、日常での気づきなど

痛みを味わう

人生初めての手術は、一昨年前の夏、倒れて意識がないときに緊急で透析を始めるためのカテーテル設置手術で、目が覚めたときすでに身体から生えたかのように、首元に何かがぶら下がっていた。

 

2回目と3回はそのすぐ後、透析用のシャントを作る4時間半の手術と、数週間後、そのシャントがうまく動かず、もう一度、今度は人工血管のシャントをベテラン医師が新人に指導しながら行っていた5時間かかった手術。

まだ寝たきりで体調も安定せず体力もない時期、局所麻酔で身体を固定され、同じ体勢で長時間身動きできないのは辛かった。

 

人生4回目と5回目は、どちらも今週、1年半使っていたシャントが突然動かなくなり、人工血管内の血栓を掃除し血管を広げる手術と、結局それをしてもシャントがうまく動かないため、再び、前回と反対側の首元にカテーテルを設置する手術。

痛かったし、今もまだ痛い。

何本もの麻酔の注射も痛かったけど、手術後もずっと、傷の痛みと強い筋肉痛が合わさった痛みが続いていて、少しでも首に力が入る動作で激痛が‼︎

寝返りも簡単に打てない。

 

痛い、痛い、痛い、痛い…

何度でも言うし、それしかない。

 

これも現状、透析で生きている身体の宿命。

生命維持に必要となれば、いいも嫌もない。

だから痛いときは「痛い‼︎」と言い散らかしてすごすだけ。

 

そうして1日経つうちに、黒豆が美味しく炊けた(^^)

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